
卵子提供プログラムの概観 — 仕組み・対象・一般的な流れ
卵子提供は、ご自身の卵子による妊娠が難しい方に向けた選択肢です。仕組みと対象、一般的な治療の流れ、日本国内・海外の枠組み、親子関係に関する法的整理をまとめました。
ご自身の卵子での妊娠が難しいと診断された方に向けたプログラムです。第三者ドナーの卵子とご主人の精子で体外受精を行い、奥さまの子宮へ移植します。奥さまご自身の遺伝子は引き継がれませんが、ご主人の遺伝子は受け継がれます。また、海外での体外受精後、日本国内で妊娠期間を過ごして出産された場合、日本の法律上、お子さまは戸籍上の実子として登録されます。
このプログラムは、加齢に伴う卵巣機能の低下や卵巣摘出、早発閉経など、ご自身の卵子での妊娠が難しいと診断された方を対象としています。
卵子ドナーは、心身の健康状態や身元について事前に厳正な確認を行った上で登録されています。国籍は、アジア系・欧米系など幅広い候補の中からご紹介が可能です。
マッチングにあたっては、ご希望の条件(年齢・身体的特徴など)を伺った上で候補者をご案内し、現在のお写真や基本的なプロフィール、ご親族の遺伝性疾患の有無といった情報をもとにご検討いただきます。ドナー個人のプライバシーに関わる情報のため、開示範囲には一定のルールを設けています。
なお、ドナーのご都合により渡航・採卵の時期が調整となる場合があるため、候補者は複数名を想定してご検討いただくことをおすすめしています。
ご自身の治療歴やご希望を伺い、卵子ドナー提供プログラムが合うかどうかを一緒に整理します。
代理出産ドットコムとのご契約を締結します。
ご希望の条件(年齢・身体的特徴など)を伺った上で、複数名のドナー候補をご紹介します。
ご紹介した候補者の中から、ご夫婦にドナーを決定していただきます。
対象国の提携医療機関にて、現地でのカウンセリングおよび契約手続きを行います。
ドナーからの採卵後、ご主人の精子と体外受精を行い、受精卵を作成します。
移植に向けて、奥さまの子宮内膜の状態を整えます。
状態を確認した上で、受精卵を奥さまの子宮へ移植します。
定期的な検査で、妊娠の経過を確認します。
対象国や医療機関の方針により、妊娠後の通院・出産のための渡航が必要となる場合があります。
日本帰国後の主治医への情報引き継ぎなど、必要なサポートを行います。
卵子ドナー提供プログラムの費用は、ドナーの条件(国籍・提供実績等)や採卵・移植回数により変動します。個別のお見積りは、初回カウンセリング後にご案内します。
一般的な費用
$30,000〜$80,000(約 450〜1,200 万円)
内訳には、以下が含まれます。
年齢・身体的特徴・学歴・健康状態など、契約や現地の制度で認められている範囲の情報を、事前にご案内します。
ご希望として承ることは可能ですが、対象国やタイミングによって候補者数が限られる場合があります。詳細はご相談時にご説明します。
卵子はドナーのものを使用するため、遺伝的なつながりはご主人側のみとなります。この点も含め、ご不安な点は事前に丁寧にご説明します。